家系ラーメン 創家＠高円寺
ラーメン並（\600）

今年はつけ麺が正式メニューに昇格し価格も\700に値下げ。味調整用に一味が添えられます。 　つけだれには最初から酢が入っており、刻みタマネギとロース肉チャーシューが入っています。麺は1.5玉以上のボリューム感。具は昨年に比べ大幅に増量されておりラーメンと共通の3種のチャーシューが楽しめてなかなかお得感があります。 (02.08.04)

隣にいちや＠江古田の支店が進出してきて、こちらのお店も追われる立場になりました。 　髄粉のざらつきを感じるほど濃いスープは油も効いてかなりのヘビー級。相対的に味が薄く感じるので味濃いめにするといいかも。チャーシューは従来の本牧家系のロース肉の他にピンクのモモ肉と口中でとろける角煮の3種類入っています。家系でここまでチャーシューに拘る店も珍しい筈、ますます味に磨きがかかってライバル店の迎撃準備は万全のようです。 (02.03.24)

店内に掲示はありませんが、ホームページでつけ麺を始めたと告知があったので試してみました。その旨言えば出してもらえます。 　基本的に水で締めた麺とスープを別盛にしただけですが、薬味には通常のネギではなくアバウトに切った生玉葱を使用。一味唐辛子を出してくれるので酢を入れて好みの味にしていただきます（油そば感覚ですな）。備えつけの胡椒や豆板醤を入れるのもよいかも。 　スープは酢を入れたことにより円やかさが出ており他店のとんこつつけ麺とは異なる趣。麺はややふやけ気味、短すぎて啜り込みにくいのが難点(笑)。スープ割もできるので家系風味も楽しめます。 　他店のつけ麺と比べると工夫が少ないのがやや残念ですが、麺やスープのポテンシャルの高さを再確認できます。 (01.08.15)

最近は１クールに一度の味チェックでペースが安定してるな(^_^;)。 　この日のスープはさらさら目で寿々喜家っぽい方向性。麺の茹で加減はベスト。 (01.06.21)

年度末の忙しさでお疲れ気味の日々。こういう時、アタシはなぜか家系ラーメンが食べたくなってしまう(笑)。そんなアタシの気分を満足させるためには、やはりこの店まで足を運ぶしなかいんですな。 　スープを薄めて万人にウケる味を志向する最近の家系ラーメンにあって、この店は油に頼らず頑固に豚骨の濃厚さを守ってくれてます。麺はもうちょい柔らかめでもいいかも。ロース肉に戻したチャーシューもこの日のはなかなかにジューシィな感じ。脂身が異様に多かった巻きバラチャーシュー時代のときよりよくなってるかも。黄身がトロトロの味付玉子は、濃厚なスープにこそマッチします。 　一時期ごちゃごちゃしていたメニューから角煮だけでなくチャーシューメンまでが消え、ラーメンの大中小に海苔・ほうれん草増しと味付玉子のみと異様にすっきりしてますが、これで味のレベルが保てるなら致し方なしというところでしょうか。 　ところで家系ラーメンって、スープと麺の量のバランス的には中盛の方がベストだと思いません？雪平鍋で注ぐ鶏油の量も、中盛くらいがちょうどいいんですよね。 (01.03.16)

2000年の食べ納め。スープは以前より気持ちさらさらしたかなという感じで、油少な目指定する必要がなくなりました。とはいえ、現在の家系ラーメンではまだまだ濃い部類。、麺の茹で加減はやはりココのがベストに思えます。チャーシューは巻きバラタイプをやめたようで、本牧家系の一般的なものに戻っています。味付玉子（\100）は本牧家系には珍しく半熟タイプ。濃厚なスープに黄身を絡めて食べるのがまたいい。 　冬場に入って味もますます安定しているようです。年末年始は29〜9日まで休み。 (00.12.24)

ＪＲ中央線高円寺駅から環七通りに出て歩道橋を渡るとすぐ。現在上永谷に本店を構える本牧家の流れを汲んだ家系ラーメン店で、まこと家＠青物横丁とは兄弟弟子にあたるようです。 　本牧家出身店の特徴は、鶏ガラの甘みを極力抑えて豚骨の味を強調したスープにありますが、ココのスープはその中でも最右翼に属すると思われる味です。時間帯によってはドロドロと濃厚で脂もキツく、結構肝臓にキますから体調を整えておくこと。また、六角家系列店のように鶏の甘みを強調した味とは対極にありますから、好みが分かれるかもしれません。麺は酒井製麺で寸胴茹でなので、独特のもちもち感も十分に味わえます。チャーシューは当初本牧家風のぼそぼそしたものでしたが、現在は脂身の多い巻きバラタイプになっており、好みの分かれるところ。 　ココは前金制になっていますが、手が空くまでなかなかカネを取りに来ないので(笑)お代はカウンターの上に乗せておきましょう。 (00.08.23)

Text & Photo by ヴァイス