中華そば(中) 550円 しお中華同様、煮干しと鶏のブレンドスープ。ブレンドの配分に改善の余地あり、か? こくコク中華(中) 650円 こちらは煮干と鶏のコッテリバージョン。「鬼にぼし」ほど狙った味でもないので位置づけがビミョーかも。 というわけで現時点のメニューを全品お試ししてみたわけだが、当方のオススメはシンプルな「煮干し中華」とマニア向けの「鬼にぼし」である。この極端に味わいの異なる2品を食べれば、煮干しの風味全てを楽しんだことになるわけだ(笑)。 課題としては、せっかく寸胴3本用意してあるのにメニュー全品に煮干しを使っており、各メニュー間の差別化がいまひとつ明確でないことだろうか。特に鶏を使ったメニュー3品は味が被りすぎのように思われる。明快なキャラクターが欲しいところだ。 いずれにしてもこのお店、青森市内で最先端のことをやっているのは間違いないので(笑)、今後も応援していきたい。かつての「長尾」や「ひらこ屋」がそうだったように、どこか一店舗でも突出したお店が現れれば地域全体が刺激を受けるんだよね。 (07.08.17) |
煮干し中華(中) 550円 ひらこ煮干の頭とわたを取り除き丁寧に仕上げたスープ。鳴海のスープが最も近いだろうか、油っ気のない津軽ラーメン味である。 賢明な読者ならお気づきだろうが、「鬼にぼし」のエキスは煮干しスープで取り除いた頭とわたを使っているのだ。これだけ食材を無駄にしないラーメン店も他にあるまい(笑)。 しお中華(中) 550円 こちらは煮干と鶏のブレンドスープを塩ダレで仕上げた。煮干味と鶏油のマッチングがいまひとつか? (07.08.16) |
2007年6月25日オープン。2007年に入って各メディアで急速に注目を集めている「津軽ラーメン」であるが、その中でも「たかはしリスペクト」として特に注目度の高い「ひらこ屋」の味を造り上げた店長が独立したお店である。「むさし坊」に対する「七彩」のような存在と考えて差し支えない(笑)。 「ひらこ屋」では「あっさり」と「こいくち」の2本のスープだったが、こちらは「煮干」「鶏」「豚骨」の3本立てで、メニューにより使い分ける。自家製麺も継承。老舗ラーメン店の居抜きである広い店内は冷房が効いて涼しく快適。 鬼にぼし(中) 650円 こちらは豚骨ベースに「煮干の頭とわた」のみで取ったエキスを加えたという前代未聞の豚骨煮干。これだけでエクセレント確定だ(笑)。と言っても魚粉を使わないのと豚骨の油で適度に丸められるので意外に「たかはし」ほど下品にならない。「ふくもり」ほど粘度も高くなく津軽人向けの豚骨にしてある。極めて個性的かつ中毒性の高い味。 麺は「ひらこ屋」のうどん系とは変えて手もみでちぢれを加えた細めの多加水麺に変更。 冷しつけそば 650円 夏季限定。 こちらはかんすい控えめ自家製麺の小麦風味をよりストレートに味わえる。つけだれは冷たい煮干スープ。 店主自身「ひらこ屋の一年半を一ヶ月でやった」と語る通り、味の方向性は固まっているようだ。今後も青森ラーメンシーンの台風の目となっていくのは間違いあるまい。 もしあなたが「月刊とらさん」などを見て「ひらこ屋」に行ってみようとお考えなら、その予定を変更してでも「田むら」を訪れることをオススメする。 (07.08.14) |
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