麺処 みどり@高崎市
高崎市筑縄町10-23
11:30-14:30(塩専門)、18:00-20:00(醤油専門)、土日祝11:30-15:00(塩専門)月休(祝日営業翌日休)
店舗隣の砂利敷き駐車場も使用可
 現状、夜の部閉店時間はスープ売り切れを見越して20:00としているが、最近は20:00過ぎても開けている場合が少なくないので狙い目の時間帯と言える。
みどり 味玉らーめん
 味玉らーめん 800円
 この日のダシは前日の煮干と鰹をブレンドしたそうで、様々な魚介が複雑な風味を織り成す。新麺は冷麦ライクな小麦風味とむちむちした食感を両立しながらかん水を配合して中華麺の枠からもはみ出さない。皮付きバラチャーシューはダシガラの再利用品で、これもこの日限りのスペシャルではある。
(08.01.18)
 年始の挨拶がてら。
みどり 会い盛りつけめん
 合い盛りつけめん 800円

 わざわざ専用の器を用意して2種類の麺を盛り付け。食ってて面白味があるのは全粒粉の方。

 よく考えたら昼のつけめんはレセプション以来なのだが(笑)、甘さのバランスは最適化されたようだ。
(08.01.06)
みどり つけめん
 つけめん 750円

 煮干しの入手が困難になってしまったということで、暫定で鶏鰹味になっている。目指すは六厘舎だそうだ。

 麺も併せて変更予定。写真は試作の無かん水麺。商品ではこれをベースにかん水入りとする。
(07.12.26)
みどり らーめん
 らーめん 700円
 店主は「つし馬」のらーナビ限定を実食して感銘を受けたということで、スープは鯵から再び煮干しに回帰。といっても現在は平子の割合が増えているという。
 都内で煮干しを謳っている店の多くが動物系をほとんど使っていない現状、煮干し+鶏の重厚な味わいはなかなか貴重ですよ。
(07.12.14)
 11/30(金)は夜の部臨時休業。

 さて皆さん、イベントが無事終了したと思って油断してたでしょ?(笑)

 あの大行列を生み出した味が、並ばずに食えるチャンスがあったんだよ(笑)。
みどり 秀虎つけめん
 秀虎つけめん 750円
 11/24のイベント用には200食の麺を用意したそうだが、当日は寒さで予想以上にあつもりが出てしまいスープが先になくなって終了したため麺が余ってしまった。それで今週の夜の部のみ急遽鶏白湯を休止して秀虎を提供することになったそうだ。要するに今回の特別提供は「在庫セール」なわけだが(笑)、もちろん味に妥協はない。

 思いがけず早期に三層麺の実力を再検証する機会がやってきたわけだが、結論から言ってしまうと「これは製麺所の仕事としては最高レベルですよ」。まずは麺に何もつけず口の中に入れ、噛まずに頬張ってみる。なんと滑らかな麺肌。そして噛み締めるとバキンと歯ごたえが来る小麦の味がする。これ、比較対象はもはや開化楼でも三河屋でもない。「ゼットン」や「いそじ」とまともに勝負できるレベル、つまり最新鋭の自家製麺と真正面から張り合える完成度にあるということだ。「旨い麺を食いたかったら群馬まで来い」と自信を持ってオススメできる麺に仕上がっているのである。郊外の地域密着型製麺所の実力を侮ってはいけないのだ。

 決してぬるくはないつけだれだが、冷たい麺だとあっという間に冷めてしまいどんどんトロミが増してくる(笑)。食べ終えると底にちょっとだけしか残らなかったからスープ割のしようもなかった(笑)。もちろん、味の説明はくどくど繰り返す必要もあるまい。

 ここまで読んで早速明日の夜行かなきゃ!と思ったアナタ、上にも書いたとおり11/30夜の部は臨時休業なので秀虎は今日でおしまい。来週からは鶏白湯らーめんを再開し、秀虎は残念ながら暫くおあずけなのだ。旨い物を食いたかったらマメなチェックが必要ってことだね。
 なお夜の部限定の鶏白湯らーめんは少なくとも年内は継続、年明け以降は要望があれば…とのこと。
(07.11.29)
 さあ、祭りの日がやってきた。懐かしい暖簾も再登場。開店時には50人近い行列となった。
秀虎復活
 麺メニューは「つけめん」「つけあつ(だし入り)」の2種のみ。サイドメニューは通常通り用意していた。
秀虎 つけあつ
 つけあつ(だし入り) 750円
 アタシが「スープ入りつけめん」と命名してダシに浸ったあつもり麺をフィーチャーしたのが、遡ること2年前の冬。県内では「いまるや」以来の新しい選択肢となる。

 ダシの方は「虎心」の濃厚つけ麺とほぼ同等。スープ入りつけめんだと麺自体もダシを吸っているから、より明瞭にダシ味を感じられる。

 やはり今回のトピックは丸山製麺の新作麺。
 パスタ用のデュラム・セモリナ粉使用「三層麺」ということで、配合の異なる2種の生地をサンドイッチした手間のかかるシロモノ。明らかに「麺屋たつみ喜心」の三層麺を意識したものであり、おそらく「ゼットン」や「いそじ」といったつけ麺最新トレンドに乗っかった表面の滑らかさと歯を押し返す食感を両立させた仕上がりになっている筈だ。「筈」としか言えないのは、ダシを吸ったあつもりだと食感の違いがよくわからないから(笑)。せっかく作った麺レシピをこれ一回で封印というわけでもないだろうから、いずれまた三層麺を試す機会はあるだろう。
 麺を食べ終えたらセルフスープ割で好みの濃さにできるのもこの方式のメリットの一つ。
(07.11.24)
 またまた味変えしたということで。
みどり らーめん
 らーめん 700円
 ご覧の通りスープの動物系は大きく後退しているが、それゆえ魚介風味がより立った仕上がりになっている。魚介は引き続き鯵干しが前面に出ているが、あご等も加えているとのこと。麺は少しかん水が強め。「伊藤」と「道頓堀」を足して2で割ったような味、と言ったらイメージが伝わるだろうか?
みどり 鶏白湯
 鶏白湯 700円
 どうやら醤油らーめんの動物系を減らした分はこちらに突っ込んだようだ(笑)。これで1日限定時の濃度・粘度を上回った。鶏油の使い方が効果的で、鶏の香りがいい具合に立っている。雑炊にすればより一層風味が引き立つ筈だ。こちらの極細麺はほぼかん水臭なし。
(07.11.14)
 まずはこちらのニュースから。「大間々は遠くて…」という方には朗報。
秀虎復活
 ニューズ・ライン本発売以来、お客さんの入りが落ち着いてしまったようだ。そんなわけで今週から新メニュー開始。
みどり 鶏白湯
 鶏白湯 700円 雑炊セット 100円
 夜の部のみ限定15食。
 こちらも大間々時代に1日限定で出していたメニューの復刻。スープ濃度はさらさらと軽やかだが鶏の味はうまく出ている。麺は昼の部の国産小麦麺と同じもの。

 雑炊セットはライスとポン酢の組み合わせ。

 ポン酢でさっぱりさせてもいいのだが、ストレートに〆飯で食った方がスープの鶏をより明確に感じられるからまずはそちらをお試しいただきたく。
みどり らーめん
 らーめん 700円
 通常メニューの方はダシの主力が「鯵干し」にシフトしており、スープ濃度も上がってさらにインパクトある風味になっている。…のだが、評判の方がいまひとつなんだそうだ(^_^;)。初期バージョンを一度きり食べただけの方も、煮干とカツオの違いがわかんなかった方も(笑)、ダシの進化を今一度お試しあれ。
(07.11.02)
みどり 秋刀魚らーめん
 秋刀魚らーめん 700円
 秋限定昼20食(たぶんラーメンとつけめんの合計)。
 こちらは鶏スープにさんま風味をつけた醤油ダレを合わせる「生粋」方式。昼間のスープでないと作れないので夜には出せない。正直に言ってしまうと、大間々 時代に1日限定で出していたものの方が旨かったと思う(笑)。スープもタレもなんというかちょっと「軽い」。そこが1日限定と毎日出してるメニューの違い なんだろう(笑)。
 まあ、秋刀魚コラボで「もっとすんごいの」(笑)をさんざん食った後なんでこんな感想なんだが、たとえば今「生粋」を食べて以前と同じ感動が得られるかどうかはやはり疑問なんである。所詮タレだけで付けた味がちゃんとスープ取った味に敵う筈がないのだ。
(07.10.14)
  三連休直前の金曜ということで、常時待ち客が出る混雑。それでも店主は「いつもはこうじゃないんですよ」と謙遜。
みどり 味玉らーめん
 味玉らーめん 800円
 この日のスープは「ふくもり」というより「ひらこ屋」に近いなあと思っていたら、実は煮干の出がよくないのだという。「ひらこ屋」のこいくちは煮干の二番ダシと豚骨のブレンドだから、実は煮干の一番おいしいところは抜けているわけで、煮干の出の悪いスープがこれに似るのは理にかなった話なのだ。
 煮干を扱っている店では品質の不安定さに悩まされるという話をよく聞くけれど、こちらもそれで苦労しているようだ。それに加えてこちらのスープ は昼の残りを煮詰める手法で作っているのだから、宿命的に一期一会の味となりやすい体質ではあるのだ。まあ食べる側としてはそれも楽しみの一つではあるの だが(笑)。
(07.09.21)
 予告どおり9/4より夜の部営業を開始。今後、昼は塩らーめん専門、夜は醤油らーめん専門の二毛作となる。
みどり 味玉らーめん
 味玉らーめん 800円
 というわけで、今まで思わせぶりに書いてきた「当初の構想」をついに明らかにするときが来た。みどり新味のコンセプトはズバリ「津軽ラーメンリスペクト」。といっても一般的な焼干しスープではなくて近年注目されている「たかはしリスペクト」の方である。で、実際に店主がインスピレーションを得たのは都内の「ふくもり」で出している煮干豚骨。みどり店主が「ふくもり」のコメントにわざわざ顔を出した理由がこれでお解りだろう(笑)。
 さて実際の商品の解説をしていくと、スープは昼の残りスープに煮干を加えて煮詰めたものと考えていい。これが塩と醤油を同時に出せない理由であり、実に効率のよい二毛作と言える。足の速い鶏スープの劣化を気にする必要もないしね。
 この日のスープは煮干しの出方が「伊藤」ライクでぽってりとした濃度があり、まさに「ふくもりリスペクト」と呼べる仕上がりになっていた。麺も昼間の細麺より太くもっちりした食感のものに変えてマッチングを図っている(これも「ふくもり」っぽい)。まさに「やりやがったなコノヤロー」てな感じである(笑)。
 これでも店主的にはまだイメージどおりの仕上がりではないということで、これから再び果てしない味への探求が始まる。みどり新章は今ようやく本当のスタートを切ったと言えよう。
(07.09.04)
 正式オープンは8/6ですが、この日はレセプションということでお招きいただきました。当面「塩らーめん」と「塩つけめん」のみの営業で、味付け玉子がサービスとなる。
みどり 塩らーめん
 塩らーめん 680円
 結局、当面は従来の「みどりらーめん」の味を継承することに。ひとまずご安心くださいということでいいのかな?(笑)
 動物系でどしっと旨味の土台を固め、そこに魚介をふわりと乗せる味の構成は移転前と変わらない。麺はおなじみ丸山製麺の国産小麦使用やや低加水細ストレート。いい意味で支那そばや的というか三河屋製麺的な麺。
 ここ数年で県内でもすっかり魚介ラーメンが定着したが、豚骨スープに魚粉を入れたものが大多数であり、ダシ味でじんわり食べさせるラーメンは未だ「いまるや」と「いち林飯店」、そして「みどり」くらいしかない(他にもあることはあるが、こちらの要求するレベルには達していない。ちなみにこの3店、全て丸山製麺使用店である)。というわけで今はこの味の復活を素直に喜びたい。1ヶ月ほど様子を見て営業が安定した頃に当初のプランを遂行するつもりはあるようなので、今後の展開も楽しみにしていただきたい。
みどり 塩つけめん
 塩つけめん 700円

 残念ながら好評だった桐生小池商店の太麺は配送の関係で採用を断念(これは移転前に予想した通りだ)。その代わりに丸山製麺の全粒粉細ストレート麺を採用してより小麦風味が強まっている。すだちは「つじ田」を意識して入れたそうだが、絞ると劇的に味が変わってしまうので使い方に注意。せっかくのつけめんだし、麺に絞って食べるのが正解かと思う。

 つけだれは「今日初めて作った」とか言っててまだ味が固まってないみたい。まあ試食会なのでこんなのを食わされることもある(笑)。一応ダメ出ししといたので、正式オープン時にはちゃんとしたものができているだろう(笑)。

 最後に、もしかしたらこっちを期待してるヒトが居るかもしれないので先に死刑宣告しておくが、秀虎メニューをこちらでやる予定はありません。虎心へお出かけください。店主自ら「(虎心は)自分の作ったのより旨い」と豪語してますし。
(07.08.04)
みどり 移転オープン
 当初の構想では従来の「みどり」の味は継承せず、年初に話題となった某ご当地ラーメンリスペクトにリニューアルするということでしたが、果たしてその後どうなったのか。アタシも楽しみです。
(07.08.03)
Text & Photo by ヴァイス

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